豪華本をイメージした特製ボックスの中に多彩なティーバッグを詰め合わせ、
数量限定で発売するルピシアの人気商品「ブック オブ ティー」シリーズ。
世界中の産地から選び抜いたお茶と限定品を美しい装丁とともにお届けする
“体験するお茶の本”は、自分へのご褒美や
幅広い世代の方へのプレゼントとして親しまれてきました。
その名は明治・大正期の美術指導者、岡倉天心(1862-1913)が
英文で記した日本文化の啓蒙書であり、
世界的なロングセラー『THE BOOK OF TEA』(1906)に由来します。
また、ルピシアの店舗や通信販売だけでなく、書店で販売されるのも大きな特徴です。
このライブラリーでは、これまでに発売した「ブック オブ ティー」の歴史をまとめました。
初の“体験する紅茶の本”
2011年11月1日の「紅茶の日」に合わせて発売された記念すべき第1弾「ブック オブ ティー」。大型本のような豪華な特製ボックスの中に「ダージリン・ザ ファーストフラッシュ」「ウバ・ハイランズ」「キームン・クイーンズホープ」といった世界三大銘茶をはじめ、紅茶のティーバッグ30種と限定品が収められています。書店でもお求めいただけて日替わりで30種類の紅茶が楽しめる“体験する紅茶の本”という趣向は、大きな話題を集めました。表紙の裏には名前の由来となった『THE BOOK OF TEA』(1906)より「不思議な事にティーカップの中で、東洋と西洋の人間性は出会った」という一文など、お茶に関する名言・格言が紹介されています。
限定品はティーバッグ専用皿「ティーバッグトレイ」と
ブラウンのマグカップ保温カバー「マグカップコジー」。
for Ladies
女性のためのお茶を紹介
2012年3月発売の第2弾は「ブック オブ ティー・フォー レディーズ」。その名の通りクラシックな銘茶から華やかな香りのフレーバードティー、ヘルシーなハーブティーなど、女性のティータイムにおすすめなお茶のティーバッグ30種を「美しく健康であるために」「体を温めたい時に」「おやすみ前の一杯に」などライフスタイルのシーン別に分けて詰め合わせました。本をイメージした特製ボックスも春らしいピンク色に。限定品は「ティーバッグトレイ」とボックスの色に合わせたピンクの「マグカップコジー」に加え、アレンジティー8種のポストカードブック付き。卒業、入学、母の日などのシーズンギフトや女性同士で贈り合うプレゼントにもぴったりの一冊として人気を集めました。
限定品は第1弾の色違いとなる「ティーバッグトレイ」と
「マグカップコジー」に加え、
ルピシアティースクール監修のレシピをご自宅で楽しめる
アレンジティー8種のポストカードブック。
“Minori”
お茶とふろしきをお届け
2012年9月発売の第3弾「ブック オブ ティー “みのり”」のテーマは「日本の秋」。お茶を通して日本の季節感を楽しんでいただけるよう、本形の特製ボックスに秋を感じさせる紅葉を配置しました。その年の秋にデビューした「紅葉狩り」「一二三(ひふみ)」「月に咲く」のお茶3種をはじめ、秋におすすめのお茶30種のティーバッグとテイスティングシートを封入しています。限定品はオリジナルデザインの「ふろしき」とその使い方ガイド。テイスティングシートとふろしきの使い方ガイドは日本語と英語のバイリンガル表記で、海外の方へのプレゼントとしても好評でした。
限定品の「ふろしき」は約90cm×90cmの大判サイズ。
物を包んだり敷物にしたり、さまざまな用途に使えます。
for Ladies
お茶を一冊に詰め込んで
2013年3月発売の第4弾は「ブック オブ ティー・フォー レディーズ」。2012年に続き女性のために企画された一冊は、時を経たヨーロピアンアンティークの本をイメージしました。爽やかなミントグリーンの特製ボックスに、春から夏にかけて咲く色とりどりの美しい花がクラシカルなタッチで描かれ、「リフレッシュしたい時」や「ほっとひと息つきたい時」などのシーン別に、女性におすすめのお茶のティーバッグ30種とテイスティングシートを詰め合わせ。限定品にはお部屋のインテリアとして映えるオリジナルの「フリーカップ」2種と「ブーケ」2種をセットしています。
限定品の「フリーカップ」には、花の都フィレンツェの工芸品に見られる
伝統的な唐草模様をアレンジしてプリント。
La Belle Epoque
馳せてお茶の時間を演出
2014年3月発売の第5弾は「ブック オブ ティー・ベルエポック」。文化や芸術の栄えた19世紀末から20世紀初頭にかけてのパリの爛熟(らんじゅく)期を指す「ベルエポック=古き良き時代」というテーマに合わせ、心から満たされるお茶の時間を毎日の暮らしに取り入れたい方に、時代を越えて愛されるお茶のティーバッグ30種を詰め合わせました。特製ボックスはカメリアシネンシス(茶の木)がモチーフのアール・ヌーヴォーを意識したデザインです。限定品はブレンド紅茶「ベルエポック」と日本茶の極上撰茶「京都」のリーフティー入プチ缶。
限定品には初のリーフティーであるルビー缶入の「ベルエポック」と
エメラルド缶入の極上撰茶「京都」。
100
圧倒的なスケールの一冊
2014年9月発売の第6弾は、その名も「ブック オブ ティー 100」。ルピシア創業20周年を記念し、紅茶・日本茶・烏龍茶・ハーブティーの中から「ずっと愛されてきたお茶」「これから注目のお茶」のティーバッグ100種を選りすぐりました。特製ボックスは古いアンティークの洋書をイメージしており、重厚感がありつつも華やかなデザイン。表紙をめくると『THE BOOK OF TEA』(1906)の一節が現れ、お茶のラインアップと説明を書いた小冊子付き。それぞれのお茶の魅力を存分に味わうのにふさわしい、圧倒的なスケールのセットです。
表紙には「世界中のあらゆるお茶」
「お茶とともに過ごす時間」を大切にする想いを込めた
カメリアシネンシスの葉と時計が。
Hommage
à Brilla-Savarin
料理に合うお茶を提案
2015年3月発売の第7弾は「ブック オブ ティー・オマージュ ア ブリア・サヴァラン」。フランスを代表する美食家のジャン・アンテルム・ブリア・サヴァラン(1755-1826)に敬意を表し、「お茶を味わう楽しみと、お茶と料理のマッチングのおもしろさ」をテーマに、お食事によく合うお茶30種のティーバッグを詰め合わせ。表紙はブリア・サヴァランが活躍した時代のデザインを取り入れ、カメリアシネンシスとティーカップをモチーフに、上品で優美に仕上げました。限定品はお茶と料理のビジュアルブック『茶味礼賛(ちゃみらいさん)』です。
限定品の32ページのオールカラー上製本『茶味礼賛』では、
お茶と食事にちなんだ10のストーリーをビジュアルで紹介。
The Museum
古今東西の名画が勢揃い
2016年3月発売の第8弾は「ブック オブ ティー・ザ ミュージアム」。「お茶を飲みながら名画を楽しむ」をテーマに、紅茶・緑茶・烏龍茶・ハーブティーのティーバッグ50種と、西洋絵画・日本絵画・浮世絵など世界の名画50作品がパッケージで競演。額縁がデザインされた表紙を開くと、ボッティチェリ、セザンヌ、モネ、ゴッホ、北斎など古今東西の名だたる巨匠の名画がずらりと揃いました。限定品としてお茶と絵画を解説するブックレットが入っており、まるで美術館で絵画を鑑賞しながらお茶を楽しんでいるような特別な時間を演出しています。
限定品はお茶と絵画を解説する32ページのオールカラーブックレット。
美術にくわしくなくても楽しめる充実した内容です。
La Belle Epoque
ちょっとした贅沢なお茶
2017年3月発売の第9弾は「ブック オブ ティー・ベルエポック」。2014年に続きパリの文化や芸術が花開いた19世紀末から20世紀初頭に想いを馳せ、時代を越えて愛されるお茶のティーバッグ30種を詰め合わせました。限定品はブレンド紅茶「ベルエポック」リーフティー入プチ缶とルピシアの「オリジナル・ドザール」(茶さじ)。特製ボックスのデザインは優美な曲線が特徴のアール・ヌーヴォーを意識し、青い鳥、四つ葉のクローバー、テントウムシ、春を告げるスズランやライラックの花など見ているだけで幸せな気持ちになるモチーフを描いています。
限定品はトパーズ缶入の「ベルエポック」と、
茶葉の量を量れる計量スプーンの「オリジナル・ドザール」。
Le Voyage
デザインした旅するお茶
2018年3月発売の第10弾は「ブック オブ ティー・ヴォワヤージュ」。「お茶を飲みながら世界中を旅する」をテーマに、厳選したお茶のティーバッグ30種を世界各国の民族衣装やテキスタイルをプリントしたパッケージでお届けしました。表紙は地図やテキスタイルをモチーフに、お茶が世界中に広まった長い歴史をヴィンテージ調で表現。特典はハーブティー「ボン・ヴォワヤージュ」(フランス語で「よい旅を!」の意)のリーフティー入プチ缶と「オリジナル・コースター」(紙製、5枚入)、お茶の説明と民族衣装やテキスタイルを紹介したパンフレット付き。
コースターのデザインはティーバッグに使用した
テキスタイルの模様から5種をピックアップして封入。